ミッションに込めた
私たちの想い
社会的課題
issue増え続ける食肉消費量
私たちの生活で畜肉は無くてはならないものとなりました。これは、豊さの象徴です。先進国では経済成長に合わせて畜産品の相対価格が下がり、年々消費量が増加していきました。また発展途上国では中国を中心として畜肉の消費量が10年間で2倍に増加し、現在目覚ましい経済成長を遂げるインドやアフリカでも、同様に畜肉需要が増加すると考えられています。そんな中、昨今牛肉を中心とした世界的な畜肉の価格上昇は既に始まっており、今後お肉は一層高級品となっていくと言われています。また、増え続ける需要をまかなうための畜産を増やすにも、その畜産は様々な問題を抱えており、供給を増やすことは難しいのです。
畜産による環境負荷
世界の温室効果ガスの総排出量のうち、畜産の過程で排出される温室効果ガスは14%に上ると言われています。肉の生産には、畜産動物の飼育のための飼料や水、空調管理のための電力など、多大なエネルギーが消費されているのです。現在、地球の生産可能面積の実に3分の1が畜産に使用されており、全生産穀物の49%が畜産飼料向けに消費されているとも言われています。そのため、牛肉1kgを生産するのには水2万リットルが必要になるという試算もあります。
また、牛のゲップにはメタンが多く含まれ、牛肉の生産に関わる温室効果ガス排出量は他の畜肉と比較しても非常に多くなります。このように、畜産による環境負荷は見過ごせない問題となっています。
畜産による健康課題
動物性たんぱく質の摂取量増加は、生活習慣病の原因になると言われています。動物性たんぱく質は発がん性物質を含んでいることから、欧米の研究では、食生活が植物性中心の人に比べて動物性中心の人は4倍大腸がんのリスクがあると発表されています。また、畜肉製品に含まれるコレステロールにより、動脈硬化や血栓が生じ、心筋梗塞、脳血栓等のリスクが高まることも知られています。さらに、畜産が感染症の発生源であることも近年分かってきています。新型コロナウイルス、鳥インフルエンザ、豚コレラなどの感染症ウイルスはどれも、過密に飼育された動物の中から突然変異で生じ、それが動物間での接触により爆発的に広がったとも言われています。
提供する解決策
solution
食肉をやめるのではなく、テクノロジーで解決する
これらの課題を解決するために「肉食をやめればいい!」とは、私たちは考えていません。
交通事故をなくすため明日から自動車に乗らないのは現実的ではありません。
そうではなく「テクノロジーにより畜肉に限りなく近いお肉を、植物から作ってしまう」というのが私たちの考えです。そのため、私たちが独自開発した「Green Meat™」は、普段からお肉を食べている人にも美味しく食べていただけるよう、改良を重ね、お肉さながらの食感や風味を追求しています。
目指す未来
future植物肉が食卓に並ぶ「新しい食のカルチャー」を創造する
これまで植物肉は、ヴィーガンやベジタリアン向けの食べ物というイメージを持たれていました。しかし今、それらの方に限らず、自分自身の健康の維持やサステナビリティへの配慮から植物肉を食事に取り入れる人も増えています。
老若男女問わず、あらゆる方が植物肉を日常の食生活に取り入れる「新しい食のカルチャー」をつくり、「健康と地球とずっと。」を実現すること。それが私たちの使命だと考えています。
GreenCultureの
技術
美味しい体験
健康促進
環境保護